木の家の材料となる木材は、木の成長過程において二酸化炭素(Co2)を吸い成長をします。そして建築材となり、二酸化炭素を炭素として固定します。
炭素の固定とは、この建築材を燃やしたり、廃棄したりすると建築材の中に固定されていた炭素が二酸化炭素として大気に出てしまいます。
つまり、木の家を建て住み続けることにより、温室効果を生み出す二酸化炭素の増加を抑えることができると言えます。
例えば、延床面積136m2の木造家屋を想定すると、使用する木材は約24m2なります。結果として、蓄えている炭素量は6tにも及ぶ計算となります。